〈オンラインエキシビション プレオーダー〉
こちらの商品は、2025年1月1日〜2025年1月15日まで、通常価格より10%OFFの値段でお買い求めいただけます。
2025年1月16日からは、通常価格に戻りますのでご注意ください。
全て受注生産で製作をさせていただくので、納期は約2.5〜3ヶ月いただきます。
〈商品説明〉<オンラインエキシビション対象商品>
こちらはご注文後約3ヶ月でのお届けを予定しております。商品の準備が整いましたらメールにてご連絡を差し上げた後に発送致します。また、ソール圧着前であれば無料で「幅と甲のサイズ調整」も可能です。サイズに不安がある方は商品購入後でも大丈夫ですので、ご遠慮なくお問合せください。
〈デザインの由来〉
バイフリートは、伝統的な3アイレットのプレーントゥをネグローニらしく解釈したダービーシューズです。2アイレットまたは3アイレットのダービーは伝統的なデザインでもありますが、本作ではレーシングシューズが定義される前の1950年代後半にマイク・ホーソーンが着用していたウェルト(押渕)幅が極端に狭いブリティッシュダービーをサンプリングしています。1950年代当時はスターリング・モスがローファーを履いてグランプリに出場していたり、ピーター・コリンズがドレッシーなコンビネーションのバルモラルを履いていたりとレーシングパドックの足元もとてもおおらかな時代でした。マイク・ホーソーンといえばグリーンのドライビングブルゾンにシャツと蝶ネクタイでいかにも英国紳士らしいユニークな服装で決めていたことが印象的ですが、3アイレットのダービーはスタイルだけでなく、“いざという時”の着脱のしやすさから使われていたのではないかと推測しています。
〈Byfleetの名称〉
名称はかつて1900年代前半に存在したブルックランズサーキットの名物であった高さ9mのモンスターバンク「Byfleet Banking」より。
〈ドレスソール仕立てのドライビングソール〉
本作には、ネグローニがデザインした「ドレスソール仕立てのドライビングソール」を採用しています。ネグローニファクトリーで1点1点パティーヌ染色されたレザーウェルトの温かみと、機能性の高いラバー素材を組み合わせた特別なオリジナルソールに仕上げました。22mmのヒール高によって、カジュアルなドライバーズスタイルにはもちろん、ビジネススラックス、ドレッシーなセットアップスタイルにも対応可能です。
アウトソールに使用したのは、イタリアのビブラムファクトリーでのみ製造されている超軽量のVibram Gumlite。ソール表面の細かい発泡気泡によって、歩行時も、運転時にも申し分ないグリップバランスを発揮します。またウェルトライン(ソールから迫り出す押渕部分)は、ペダル操作時に干渉しない様に、トウの形状とのクリアランスを極限まで小さくなる様に仕上げています。
また、ドライビングポジションでは欠かせない、踵を立てた際の前後左右のピボット動作を可能にするために、 ヒール形状は80°のテーパー状に削られています。横から見ると、一見ダブルソールのように分厚く見えますが、実際に接地するソール部分は約6mmと非常に薄く、アクセルペダルの感触を繊細に捉えることができます。これは、特殊製法の立体レザーウェルトによって、木型のボリュームをソールの内側に隠す視覚効果を生んでいます。これは、レザーソールの様な美しいドレスシューズの外装を保ちつつ、機能性と豊かなフィット感を失わない、ネグローニ独自の機構と言えます。
〈フィットのコンセプト〉
フィットのコンセプトはネグローニの中でも特に快適性の評価が高いツアラーのコンセプトを基準に設計されています。
トップライン高(履口)がブーツのレングスに設定されているツアラーとは違い、よりスーツスタイルとも特に相性が良いドレスシューズの高さに設定しました。
木型の設計は、ツアラー及び、グランプリハイトップやスピアヘッドと同様のソールゲージ(底面の寸法)を採用しているため、サイズ感はこれらのモデル(GRS木型)と同様です。足全体を立体的に捉えるS字カーブのコンセプトはこの木型でも同様に踏襲しているため、まるであつらえた靴の様な上質なフィット感を感じることができます。一見シャープな見た目とは対照的に、爪先にはしっかりと厚みがあるため、指先を動かすためのスペースを設けています。一般的なドレスシューズにありがちなタイトで硬いフィット感ではなく、実際に足を入れると外装からは想像のできない快適な空間を生んでいるのです。
〈ドライブ性能〉
バイフリートの軽やかなフィット感は、ドライビングとの相性も非常に良く、街中でのクルーズ、ライトなスポーツドライビングにも最適です。